夫婦の危機は必ずある?乗り越える方法と離婚を避けた人の特徴とは

夫婦の危機は必ずある?その原因は

夫婦の危機は必ずあるのです。夫婦の離婚危機の乗り越え方と修復までの期間の目安についてを解説しています。

修復するための向き合い方として何をすればいいのか、解決するためのポイントと具体的な対処法を紹介しています。

結婚生活を一緒に過ごす過程で夫婦の危機は必ずあるものです。夫婦の危機の乗り越え方について紹介します。

夫婦の会話が少なくなってしまう原因は男女で異なります。

妻は自分自身のこと(育児・子育ての忙しさ)が理由ですれ違いが多くなり、無視をしたり、会話不足が原因で夫婦生活がうまくいかないと感じるようになります。

夫は仕事の忙しさが理由で喧嘩になってしまうことが増えてしまいます。

夫婦の危機は結婚何年目に起きる?

夫婦の危機は結婚して一緒に暮らし始めたばかりの1年目の新婚時期にお互いの性格や価値観がわからずに起きることが多く、次に出産・育児(子育て)やお互いの仕事が忙しくなる時期や倦怠期を過ぎた3年目と7年目に起きることが多い傾向があります。

離婚危機に直面する夫婦の年齢としては30歳以下、または35歳前後の夫婦が多い傾向があります。

特に妻(女性)側から夫(男性)に対しての強い嫌悪感や敵意を向けるようになる、話したくないと言い出して無視をする、実際に離婚を切り出す、実家に帰りたいと言い出すなど夫婦の危機を実感させられるきっかけになる夫婦が多い傾向があります。

夫婦の危機に陥った理由を理解して乗り越える

客観的に振り返り、どのように夫婦関係が悪化してしまったのか、理由や原因について考えてみましょう。

夫婦の会話が減少したり、口論など喧嘩が増えたり、お互いの関心や価値観がズレてきたりする場合、それは離婚を考え始めさせた兆候かもしれません。

セックスレスや産後クライシスなどの問題が生じてお互いに不満や不安を感じるようになったりすることもサインの1つです。

夫婦の危機には前兆のサインがあった

夫婦として未来についてのビジョンが合わなくなったり、家庭内での共同作業や責任の分担についての溝が広がったりすることも離婚危機を感じるサインです。

このような変化に気づくことは重要であり、これらの兆候を無視せずに向き合い、早めに対処することが大切です。

夫婦の危機の現実を認識し、そのサインを見抜くことで、問題に取り組む第一歩を踏み出すことができます。

このような問題に直面した際には、冷静に状況を見極め、適切な対処を行うことが求められます。

結婚生活に悩んでしまう

夫婦の危機に陥った後の子供への影響について

夫婦間のトラブルが続いてしまうと親として子供に対して心配をさせて恥ずかしいことです。お子さんなど家族に迷惑をかけてしまいます。どちらが悪いという責任を追及する言い方ではなく大事なのはこうなってしまったかということをきちんと自覚して謝り、家庭内での態度を改めるように心掛けることなのです。

夫婦の危機の原因がモラハラなら

自身の妻への日常的なモラハラや毎日の些細な言葉の暴力(精神的なDV)が原因で夫婦の危機に直面した場合、改めて夫婦関係の本質を見つめ直すことが大切です。

妻にずっと我慢をさせていた結果、離婚を決意させてしまうことがあります。実家の両親に相談をされて別居になったり、突然弁護士に頼んで離婚調停の手続きをされてしまうこともあります。


夫婦間の楽しい会話がなくなった、あなたのことがやっぱり嫌いと言われたなど、妻の様子がおかしいと感じたタイミングで自分からこれまでの発言や態度のことなどモラハラについて謝って下さい。ただし、反省している、これから自分は変わると約束をしても実行できなければ信用を失ってしまいます。

お互いの価値観や目標、愛情の深さに改めて気づくことで、新たな絆が生まれるかもしれません。


夫婦の危機を乗り越えるためには、妻を思いやる、気持ちをきちんと理解するなどお互いを尊重して理解し合い、一緒に未来を築いていく意志が求められます。

夫婦の危機の深刻度のチェックリスト

夫婦の危機に直面した場合に離婚の深刻度を知りたいと思うことが重要です。

「夫婦仲がちょっと悪いな」「このままだと夫婦の危機が原因で離婚になるかも?」「家に帰って来て妻の様子が冷たいと感じる」といったときに確認しておきたいことがあります。

MEMO

離婚の危機を感じたらチェックリストで判定してみましょう。

  • 5つ以上が該当する場合、1年以内に本格的な離婚危機に至るリスクがあります。
  • 該当が3つ以下の場合、円満に回復することが可能

夫婦の離婚危機の状態を8項目のチェックリストで判定することができます。

該当が5つ以上であれば1年以内に別居など本当に離婚危機に陥ってしまう傾向があります。

該当が3つ以下であればこれから気をつけることで円満な関係を回復することができます。

もし5つ以上当てはまってしまったらすぐに対応する必要があります。そのまま放置しておくと取り返しのつかないことになる可能性が高いはずです。

  • 夫婦喧嘩の後で自分からちゃんと謝ることができなかった
  • 夫婦の結婚記念日や誕生日にきちんとプレゼントを渡せていない
  • 夫・妻が旅行など希望したことを聞き入れたことがない
  • この数カ月、ごめん・ありがとうなど謝罪やお礼を言うことが苦手で伝えていない
  • 夫婦喧嘩で離婚する、離婚してもいいと言ってしまったことがある
  • 経済的な理由や育児が理由で離婚すると言っていても本気ではないと思っている
  • 夫・妻が今、何を考えているのかがわからない
  • 夫・妻の交友関係に興味や関心がないため友達のことを夫婦で話す機会がない

夫・妻の離婚の本気度をチェックする

夫婦の危機で離婚を考える夫・妻の本気度をチェックできます。3つ以上該当したら本気で離婚を考えています。

1. 話しをする気持ちになれない:会話をしようとしてくれているか

2. 家族のために時間を作りたくない:家族の行事やイベントに参加しようとしているかどうか

3. 不満を相談したくない:離婚に関する相談をせずに自分で解決を図ろうとしているかどうか

4. 気持ちの問題を解決するつもりがいない:問題解決のための具体的な提案や取り組みをしているかどうか

5. 家族との将来のことが考えられない:将来の計画や夢を語るときに、一緒に話に出てくるかどうか

これらの項目をチェックすることで、離婚危機を解決するために自身がどう努力をすればいいのかがわかります。

妻は本気で冷めている

夫婦の危機を乗り越えるためのテクニック

夫婦の会話、家庭内の雰囲気・居心地を改善するテクニックがあります。

お互いの意見を尊重し合うことが重要です。相手の話を聞くときには、ただ黙って聞くのではなく、相づちを打ったり、理解を示す言葉をかけることで、相手の気持ちを受け止めることができます。

積極的な姿勢で話しかけることも効果的です。日常生活の中で、些細なことでも会話を楽しむ姿勢を持つことで、お互いの距離が近づくことができます。また、感謝の気持ちを伝えることも大切です。日常の中で、相手がしてくれたことに対して感謝の言葉をかけることで、お互いの関係がより良好になるでしょう。

夫婦の会話をを円滑にするためには、相手の立場に立って考えることも欠かせません。自分の意見だけでなく、相手の立場や気持ちにも気を配ることで、お互いに理解し合うことができます。

大切なのは、お互いが安心して本音を話せる関係を築くことです。離婚危機に陥った夫婦関係を改善するためには、愛情と理解を持ちながら、日々の会話を大切にすることが重要です。

この記事の著者プロフィール
復縁専科運営事務局・横山美咲
復縁専科運営事務局・横山美咲

横山美咲(よこやまみさき) 1991年東京都生まれ。血液型A型。金城学院大学・大学院(人間科学部心理学科)で心理学を履修。専門分野は行動心理学・社会心理学・人格心理学。2016年より復縁専科で夫婦カウンセラーとして勤務。夫婦問題の解決や恋愛相談など男女の愛情についてのアドバイスを得意としています。 心理カウンセラー・日本心理学会認定・認定心理士