夫婦関係の修復事例

依頼者
F子さん32歳(専業主婦)
お相手
夫Bさん(39歳)
子供
子供1人3歳女の子(着手当時)
結婚生活
結婚6年目
相談内容
離婚を回避し、関係修復を希望。
復縁難易度
難易度:G(相談時は対話が難しい)
修復期間
修復期間:2年1ヶ月

旦那に浮気がバレたけど離婚したくない?不貞行為をシタ妻から夫と関係を修復

旦那に浮気がバレた後で離婚したくない

自身の浮気が夫に発覚・ 自身の浮気・不貞が発覚してしまった問題・夫や家族を裏切ったことを後悔しているなら謝って下さい。浮気がバレた後で悪事を謝罪する内容と伝え方を事例で解説しています。

シタ妻の浮気がバレたけど離婚したくない

自身の浮気は心からの謝罪とその後の実際の行動で信頼を回復するしかありません。

多数の離婚回避成功の実績がございます。

旦那に浮気がバレた後で離婚を回避できた事例

この浮気が知られた離婚問題のエピソードを事例紹介に掲載いたします。不貞、裏切りが発覚した、という問題にもご参考にしていただける事例です。

自分の浮気が離婚を要求された原因

F子さんとご主人のBさんは3年の交際をを経て、ご結婚を され5年(着手当時)、お子さんは女の子が1人、もうすぐ4歳(着 手当時)とのこと。ご主人の実家所有の土地に戸建の住まいを新築され暮されていたそうである。

お子さんの教育についてご主人から強い指摘を受け、離婚を要 求され、話し合いが決裂し、F子さんはお子さんを連れて実家に戻るしか方法がなかったそうである。当方に相談いただく前にご主人との共通の知人に相談さ れ、ご主人の言い分を聞いていただいたそうだが、離婚以外の結論は考えていないとの返答に至る。義母からF子さんのご両親が相当に電話で離婚を促す言葉を 向けられてしまい、養育のことなども不安になられメールにて当方に相談。

離婚問題の14項目の設問による判定を 実施し、ご主人の言葉の原文、離婚要求に至られるまでの行動などからご主人の鬱等、心の問題や浮気の可能性は低いことを推測し提示する。

分析結果を基にご主人に話し合いを求める メールをされるがご主人は離婚についての話し合いは終っているとの認識が強く、ご主人からの返答はが「離婚以外は考えていない、親権もいらない、裏切られ た気持ちだ。もう連絡をしないで欲しい」との返答。ご主人がそれまでの3人の生活で、子育て優先のF子さんから愛情を放 棄され、放置された状態を 不満と思われていたと推測が出る。しかし【裏切られた気持ち】箇所から記載漏れか記載の誤りがあると断定し、再度、夫婦の心の温度差についてのチ回答をお願いする。

分析の過程で、ご主人はF子さんへの不信感が強く、生理的嫌悪の反応 も出ている状態と判明す る。結果を提示する前の段階であったが、F子さんに当方との面談相談をお願いし、喫茶店にてお会いする。その際に当方の指示でF子さんの携帯からメールで ご主人に、お子さんとの面会をお願いする内容のメールを送信していただく。

30分後、ご主人からの返答にて、「会いたくない、会う必要はありません。もう 書類に捺印する話以外はメールをしないで下さい。気分が悪いです」という内容F子さんに事実をきちんと話していただけるようお願いをする。

結果、F子さんが専業主婦で暇だったことが理由で週に2回くらいお子さんが保育園に行っている時間帯 でテニスを習いに通われていて、そのコーチをたまにレッスンの後で自宅に招き入れていたことがご主人に発覚したこと、発覚理由がお子さんからの告げ口で あったことなどご主人に浮気を疑われての異変が起きたこと、その後、感情的に否定した為に出て行け、離婚してくれ、のような話に至り、悪化してしまったと のF子さんからの経緯説明であった。疑いと感情的な言い合いだけでは義母まで巻き込む離婚要求には至らないことを説明。

F子さんはプライバシーのこともあるので考えたい、とのお返事で相談 が1ヶ月程度休止となる。1ヵ月半くらいが経過し、F子さんから当方に電話があり、当方カウンセラーとの面談となる。

この休止の期間で 義母からの電話が原因で実家の両親に事実が伝わってしまい、離婚に応じないなら調停をする、Bさんが受けた精神的苦痛についてご両親にも償いを求めたい、 子供のことも生理的にBさんが嫌っているので先々も会うつもりがない、など相当な言葉を向けて来られたようで、F子さんの実家としてもF子さんを支えきれ ないという冷たい雰囲気に陥られてしまったとのこと。真実を正しくきちんと記載いただくことを条件 にご相談の継続をお約束する。回答内容に当方のカウンセラーが愕然とした状態にな る。F子さんの浮気があ り、その浮気がご主人に発覚し、話し合いで相当に拗れる方向に向いてしまわれたのである。

心理分析からご主人は今は憎しみに近い挫折感があり、苦手意識か らF子さんとの離婚しか考えていないとの推測を提示する。F子さんの謝罪の言葉にも取り繕いと受け止めるしか気持ちのゆとりがない状態で、ご主人のに被害 者意識が強く、愛情は憎しみの量だけかつては存在したが、今は不信感が強い状態であることを分析提示する。ここで謝罪に向けての注意事項の提示と向き合い 方・謝罪の言葉のマニュアルの作成に入る。お子さんの問題を主軸に家族愛の観点からの共有共通の価値観など引き止める言葉についてご主人の心の傷と向かい 合って考えていただく。謝罪の言葉を課題を通じて作成し電話でご主人に伝えていただく。(当 方との面談にて文章を作成 しその場で電話を入れていただく)返答は「信用しない、あんなショックな話は親にも友達にも言えない。」という内容であった。

返答内容から事実をまだF子さんが伏せていたことが判明する。相談を休止させていただ く。義母を交えての話し合いや先々の調停に備え、嘘を言わない、覆す約束はしない、などの注意事項を提示する。 7ヵ月後、再度、F子さんから電話があり、あの後、調停 を起こされ、3回で不調 (打ち切り)になってしまったとのこと。本人同士で話し合って下さい、と言われてしまったそうである。

調停では浮気は否定し、テニスのコーチを日中に自宅に招いてお茶を出して歓談したことを浮気と責められ、実家を巻き込んでの別居騒動にされた、という主張を貫いてしまわれたそうである。(基本的に相手の気持ちを察するのであれば自己保身のための嘘は控えることが原則です)

ここで再度、当方のカウンセラーと面談。

チェックシートを2種類事前にメールさせて いただき、正直にきちんと 経緯を記載いただくようお願いをする。経緯としては、別居に至られた教育問題=お子さんが原因で浮気が発覚したことについては最初の相談の内容と同じで あったが、普段、お子さんの入浴はF子さんがさせていたが、その時は週末ということもあり半年ぶりくらいにご主人がお子さんを入浴させていたそうである が、住まいに浮気相手を招き入れていることをお子さんがご主人に話してしまわれたそうである。ご主人が耳を疑うような発言からこの離婚問題が発生したとのことである。

その際にお子さんがご主人にテニスコーチの青年の来訪について喋ってし まったとのこと。ご主人からの追求に、F子さんは逆切れ気味に否定をされていたそうだが、執拗な追求とご主人が家庭を大切にしていない、子育てに協力して くれない、自分を女として見てくれていないなどの不満を声にされてしまったり、と激しい言い合いになられたそうである。前々から付近に住む義母からご主人 は日中に男性の出入りがあることをご近所から指摘されている話しを聞いていた事もあり、義母を加えての話し合いになられ、別居に至ってしまったそうであ る。(お子さんが保育園から帰ると寝かし付け、テニスコーチとの恋愛を楽しまれていたそうである。

この問題について身勝手な自分、お子さんにまで不安などの影響を与えた恥じるべき自身の過ちについて反省文を1日2000文字を30日記載する課題を提示する。

結婚式に参列いただいた方の集合写真を面談に持参して 頂き、課題として、端から1人、1人にどう今回の失態をお詫びしたいのかを作文していただき反省していただく。

(本当に参列者に謝ら せたわけではありません)

反省の課題の結果で改心が見られるまで継続し、その課題が完了してから真実を理由からきちんと 謝る、このまま離婚に応じたくない理由も経済的な理由以外の愛情の面で伝えることが必要と判断し、課題に取り組んでいただく。

重要な伝達はlineメールや電話ではしないセオリーを厳守し、面会を求め、 面会で伝える方向で考えていただく。メールでお会いしてお話がしたいです。と伝えていただく。面 会が実現し、ご主人の職場 の近くのレストランでの面会が適う。その際に課題で考えたことを基にきちんと真実を話し、きちんと裏切りについて、身勝手だった自分についてお詫びしていただく。

ご主人は悔し泣きをされながら離婚に応じろ、謝る気持ちがあるなら離婚して目の前から消えろ、悪いと思うなら他人になってくれ、愛情は持てない、子供の顔も見たくない、など相当に感情を乱してしまわれる。(通常、妻側が不貞をした場合、罪悪感から不貞をされた日などご主人に甘えたり優しく接して誤魔化そうとする行動が多いが、F子さんの場合はいつものように家庭では子育て中心の振る舞いでいたそうである。罪悪感を持てず自己を正当化して考えてしまう傾向が強い女性の場合は謝るにしても、相手にも非があると考えがちな傾向が強いです。

このケースの場合、住居を実家の近くに構えたために義母の目があり夜間の外出、夜間の友人の招き入れなどが制約され窮屈と感じていたことやご主人の帰宅が遅いこと、子育てに無関心なことなどがあったそうです)数日後、電話があり離婚の書類にいつ捺印してくれるのかを 問う内容で、翌日に再度、 面会をされる。F子さんからの謝罪などは聞いてくれない状態であった。

会話をしていただき、離婚についての話し合いについて冷静に考えられるようになるまで3ヶ月の猶予を貰い、その間、お互いに気持ちを落ち着かせる提案をし、猶予の期間を得る。(冷却の意味)F子さんに課題で、相手の視点から見た妻としての自分、裏切られたと 感じた時のご主人の気持 ち、反省・非の自覚、思いやり、結婚前にお互いがした約束のことを思い出していただくなどを中心に反省をしていただく。

会話できた場合にできる約束などを 考えていただく。愛情伝達、家庭でのご主人の居心地についてレポートにまとめていただく。3ヵ月程度が経過した週末、住居に関係する引越しについて 荷物を整理したいという電話があり、会われることになる。

住居に残っていた衣類や家具等をF子さんの実家に運ぶことになる。

引っ越しが完了し、しばらくしてから離婚の捺印を求める電話があり、書類の要求につ いて激しく責められてしまう。謝っていただくが、ご主人からもう待ちたくない、お前は変われないとの強い話から離婚についての話し合いをされる。ご主人から待てないを理由に離婚届への署名・捺印を懇願される。離婚についてしたくない理由説明や修復意思があることなど意思の伝達をしていただく。

もう待ちたくない、と涙を流しながら疲労されている要望 でその2週間後に再度、義母とF子さんの両親を交えて離婚について話し合いをしていただく。お子さんとの面会の約束ができ翌週に実家での面会をしていただく。話し合いをしていただき、結論まで6ヶ月の猶予をいただく。

しかし1週間くらいが経過してから電話があり、「もうやり直せないし信じることができないから離婚に応じて欲しい」との内容。謝罪をしていただき、待っていただくことで押し通す。6ヶ月の期間でお子さんの近況の写メなど月に1回のコンタクトを継続 いただきながら心の距離を 家族愛の観点でこれ以上離れないよう維持していただく。

6ヵ月後、話し合いをされる、離婚してもしなくても別居のままだと実感がないからどうでもいいと思て来た、不倫したことについて許したつもりはない、今月から養育費くらいは払いたい、などご主人の発言に変化が起きる。

次の話し合いにて親を交えない約束をされる。3ヶ月保留することに同意していただく。この期間もお子さんの近況伝達はきちんと継続いただく。それから3ヵ月後、話し合いにて、離婚の保留。

別居を継続するが機 会があればお子さんとも会いたいということで話が好転する。この期間で改心を行動で示せるよう注意事項を提示し厳守していただく。お子さんとの月に一度の面会が定例化して半年近くが経過してからご主人の実 家にて両家の両親を交えての話し合いが行われ、気持ちを説得し、離婚についての要求の撤回の合意に至る。

ただし、信用できなるような気持ちになれないとのことで、週末に以前の住まいでの面会を提案し、合意いただける。

お互いに不満などは話し合う方法で離婚を回避する。約4ヶ月程度が経過してからお子さんの保育園の変更手続きを済まされ、住まいへの引っ越しが完了し再び同居が始まる。過去のことはお互いに教訓にして浮気など気の緩 みに気を付けて良い家族になろうと言っていただけ修復を完了する。