夫婦関係の修復事例

依頼者
Mさん33歳
お相手
S子さん(32歳)
子供
1人2ヶ月
結婚生活
2年目
相談内容
離婚調停不成立後に復縁
復縁難易度
難易度: F(話し合いが困難)
修復期間
1年1カ月

離婚調停で復縁できた体験談?不成立になっても諦めない対処法を解説

現在、しっかり相手と連絡ができていないなら相手方の弁護士経由での連絡をきっかけに手紙を渡す?手紙を義両親に郵便で送る?両家で話し合って離婚調停不成立後に半年を目途で夫婦関係を修復する方法がわかる体験談を紹介しています。

やっぱり夫婦で今後について考えて復縁に向けての話し合い、それぞれの両親、両家の和解への謝罪や説得できた事例体験談を紹介いたします。夫婦としてまた二人でもう一度、一緒に暮らしたいと伝える方法で夫婦の復縁が実現できます。

離婚調停で復縁するために理由を自覚する

夫婦で話し合ってもお互いの考え、結論が異なり話しが平行線で結論が出ないことが離婚調停を申し立てられた理由です。話してもわかってもらえない、もちろん離婚したいとお願いしてもあなたに聞き入れてもらえないことへの悔しさだけではありません。あなたとの平行線の話し合いに疲弊して第三者に話し合いの仲介を頼む目的で離婚調停を申し立てられています。

自分の考えをまとめる

調停不成立後も離婚回避を諦めないなら嘘を言わない

離婚調停に復縁するにはどうすればいい?嘘は言わず、自分の非を正直に謝ること、離婚をしたくない理由をきちんと調停委委員に伝えることが重要です。どちらの言い分も公平に聞いてもらえますが、離婚したい、離婚は避けたいという言い分なら調停は数回で不成立になり終了します。

離婚調停で復縁できた夫婦の特徴

相手が離婚調停を申し立てたり弁護士に相談するまでに夫婦で話し合う機会があったはずです。もっと早く謝って夫婦の話し合いで解決できる気持ちの問題がそのまま放置されているのです。今も離婚すると言い続けられている原因になっています。

離婚調停で伝えるべきことは?ポイントとして相手が聞いて誠意ある謝罪を伝えられるか?自分が納得できないと言って気持ちを押し付けるのでなく、相手が安心してくれるような誓いを伝えて下さい。ただし修復は難しく、双方の考えの違いが理由で不成立になってしまうケースが多い様です。

法律の本を探す

離婚回避方法について詳しく紹介しているページです。関連ページ:離婚回避方法

離婚調停が不成立になる理由は平行線

離婚調停でお互いの言い分が平行線で結論に至らないケースは多い様です。嘘は言っていないつもりでも言い訳、取り繕いと思われてしまい修復の提案を強く否定され、歩み寄りを得られないまま、離婚要求の言い分は変わらない場合は調停では解決できないと判断されてしまい不調になってしまいます。後は当事者で話し合うか裁判で争うしかないという結論に至り不成立にされてしまいます。

離婚調停が不成立になってしまうケースの特徴

夫婦での離婚についての話し合いが平行線になって自分の力では離婚に応じてもらえないと困らせたことが原因で弁護士さんに相談をされて協議離婚のサポートの依頼や裁判離婚をする目的で依頼をされた場合は離婚調停では言い分として「離婚に応じて欲しい」、「婚姻費用の支払いについて別途、婚費の調停できちんと決めましょう」という流れ作業のような進行になり離婚に応じたくないと言い続けたら中立な立場の調停委員の目から見て双方が違う意見だから折り合えないと判断されて不成立にされてしまいます。

調停で離婚したくない理由説明や愛情についての呼び掛けを伝えたくても調停委員さんから相手に伝わっているのかもよくわからない状態になってしまいます。その後、裁判にするのか、婚姻の破綻申請ができるまでそのままにされるのか、調停をした意味がわからない対応になってしまうケースが多いようです。

調停が不成立になったら何ができる?調停前に弁護士さんから受任通知が郵送されていたら手紙などを預ける、話し合いをお願いする連絡を続けるなど調停では伝わらなかったことを伝えるチャンスを作ることもできます。

当方は夫婦間の気持ちの問題、心理面の見解はお伝えいたしますが、法律に関連する専門知識や資格を必要とする法律面の見解、アドバイスは法律で禁じられているため法律や調停・係争について一切のご回答ができません。ご理解ください。

調停不成立後に復縁できた方法

離婚調停で復縁の結論には至らずに不成立になったら裁判を起こされる前に連絡をして話し合いをお願いする方法があります。

離婚についての話し合いが平行線になり両家親族が介入した状態での離婚についての協議では、どちらが悪いと言う議論は絶対にしない、指摘されたことについて無視はしない、言い合いを避け、夫婦関係修復を望む意思は要点から丁寧な言い方できちんと伝える。

何よりも嘘は言わない、悩みについてわかりやすい言い方で言葉を向けて下さい。離婚調停でもその後の話し合いでも離婚回避のために正直であることが大事なことです。

きとんと言い分を整理する

離婚調停不成立後の連絡の注意点

1:事実ではない弁解、言い訳をせず嘘は言わない。重複発言はしない。禁句は「でも、しかし、そうじゃなくて、だと思う、だと思った」

2:大切な話しの最中に、舌打ちをしない、感情的に発言しない、貧乏ゆすりをしない等

3:離婚届を書きますなどの揺れた例え話をしないなど言い分を変えない。

4:実行できない約束はしない。

離婚調停が不成立になる前に伝えること

離婚調停や提出した書面で如何に上手な弁解をしても取り繕いと思い込ませていては離婚の話しの結論が平行線のままです。離婚を回避したい理由、誓えることなどは夫婦愛の観点で慎重に考える必要があります。

離婚調停が不成立でも離婚に応じたくない場合

離婚調停不成立でも離婚に応じたくない理由を正直に伝え、誠実に向き合う、話す意欲が必要になります。調停不成立後に対話に向けて気持ちをわかろうとする愛情が必要です。妻が別居後に離婚調停を申し立てた、家庭裁判所からの通知、申立書の嘘や誇張に動揺しない冷静さが大事です。

挨拶やお願い、抗議などのつもりでメール、line、電話での直接の連絡はマナー違反です。調停当日にルールに従って伝えるか、法律の専門家である弁護士さんを擁立いただくことが最善です。

離婚調停が不成立になっても諦めたくないなら

離婚する意志が固い、もう許せない、一緒に暮らしたくないと調停で言われた場合、本音の言葉なのかを確かめることが必要になります

離婚調停が双方の言い分が平行線のまま婚費のことだけ審判で決めて、結果が不成立でも両者の話し合いを経て歩み寄りを得ることで和解できる可能性があります。離婚調停の不成立前に調停委員に意思伝達などをお願いされて不成立後の適切な対応について相談をされて下さい、当然、相手方がこのまま有利に裁判に移行するための手続きを考えているケースもあります。

不成立になっても諦めないなら離婚調停では話せなかった本心を相手の代理人に手紙を預けるなど考えを伝えることができるケースもあります。ただし一方的に相手の実家や親族に郵送しないで下さい。冷静な対応が大事です。

仲裁を頼む

離婚調停不成立後に復縁できた夫婦とは

離婚調停が不成立で終わる前に復縁したい理由を伝えて下さい。それでも取り下げられて終わってしまったり、平行線のまま不成立になって打ち切られたら?調停が不成立になった後の夫婦での話し合い、悪化したことをお互いに後悔していることを声にして下さい。

冷静に直接話すことで話し合いの過程が随時お互いに把握できます。モラハラやDVが離婚理由ではない場合は不成立になってから直接連絡をして話し合いをお願いすることで夫婦関係を修復する糸口が見えて来ます。

調停不成立後の離婚裁判が不安なら

離婚裁判になる前に連絡をして修復を望む気持ちは伝えて下さい。実際には相手が弁護士を擁立しているケースでは裁判に至る前に話し合いに応じるケースは多いようです。

円満調停不成立後の夫婦の復縁ができる可能性は?焦らない、敵対しない、歩み寄りを感じたタイミングで話し合いのために家に来てもらい話す方法など配慮次第で大きく好転できます。

2人で話すことが大事

離婚調停が不成立になった後の行動

離婚調停が不成立になる前に婚姻破綻になるまで別居をする、連絡には返事をしたくない、無視をすると予告をされ、今すぐの離婚合意の返事や離婚届への署名を迫られても記載を拒んで下さい。調停が終わった後の連絡では弁護士さんが離婚を成立させることを優先したお返事をされるケースが多い様です。

離婚調停が不成立になって打ち切られた後ではlineや電話での直接の連絡は控えて下さい。書面を相手側の弁護士に郵送する、承諾を得て実家のご親族にお会いして話したい意思を文章で伝えるようにして下さい。

連絡先は相手側の弁護士を第一の送付先とされた優先順位を徹底されて下さい。直接本人や親族に連絡をされることで事態が離婚裁判・訴訟になるなど悪化が起きることがあります。

離婚届を郵送された場合は無視しない

離婚届けへの署名を迫られても絶対に感情的にならずに冷静に拒否を伝えて、受け答えをすることが基本です。

離婚についての相手の言い分が理解できるまできちんと話しを聞いて下さい。本当に今までの結婚生活で必要だった相手を思いやることを考えた向き合い方について謝罪することが必要です。

調停が終わってから相手の弁護士から協議離婚を迫られた場合

財産分与、慰謝料、子供の親権について親権者はどちらだ、養育費、年金分割など離婚条件について一切、明確に自身の要求せずに私は子供の将来の幸せのためにも離婚を回避して夫婦関係を修復したいと意思を伝えて下さい。法律の知識を調べて反論や主張はされないようにして下さい。

離婚調停を取り下げて復縁できた夫婦

離婚調停での言い分で相手の気持ちを動かして復縁を考えてもらえた場合などに離婚調停を取り下げてもらって復縁に至る夫婦も多いのです。そのため調停では相手の悪口や憶測の発言を控えて、やり直したい気持ちを丁寧に言い分を変えずに伝えて下さい。

離婚調停不成立後に復縁できた夫婦の心構えとは?

1:話し合う意欲=離婚問題から逃げない、避けない、放置しない。嘘は言わず正直に和解同居を前提で向き合う意欲を示すこと。

2:非の自覚=なぜ離婚話が調停でも平行線になってしまったのかを冷静に考え、自身の非、相手の非、相手の気持ちを考えること。

3:協調と尊重=復縁は人の輪、離婚調停不成立について当事者同士で問題について話し合う必要があります。

ご相談に心理カウンセラーが対応

ご自身でどうしたらいいかわからない場合もあると思います。有資格者の心理カウンセラーがあなたの悩みに寄り添って相談を受けさせていただきます。離婚を避けるための夫婦の会話(コミュニケーション)の回復について具体的にアドバイスをいたします。

ご相談について

・14問の質問にお答えいただくことで、離婚を回避できる可能性と修復に必要な期間の目安がわかります。

・夫・妻の言い分から本当の離婚したい理由(浮気を見抜くなど)を心理分析いたします。

・夫・妻との関係を修復するために話し合いで伝えるべきこと、謝罪するべきことを理解できるようになります。

・これからの夫婦の話し合いに備えた注意点と修復するために重要なポイントを提示いたします。

離婚を回避できる見込みと可能性について、心理を考察した分析(初回無料)をメールにて提示いたします。

離婚を回避するためのご相談・お問い合わせは受付フォームからのメールまたはお電話にてご連絡ください。

電話・zoom・対面でカウンセリングに対応いたします。

お気軽にご相談ください。


有資格者の心理カウンセラー(臨床心理士の高橋純代、日本心理学会認定心理士の横山美咲)があなたの悩みに寄り添って相談を受けさせていただきます。離婚を回避するためのご相談に心理学の観点でお答えします。

心理カウンセラーのプロフィール
心理カウンセラー横山美咲

横山美咲(よこやまみさき)

心理カウンセラー・日本心理学会認定・認定心理士

1991年東京都生まれ。血液型A型。金城学院大学・大学院(人間科学部心理学科)で心理学を履修。専門分野は行動心理学・社会心理学・人格心理学。

2016年より復縁専科で夫婦カウンセラーとして勤務。夫婦問題の解決や恋愛相談など男女の愛情についてのアドバイスを得意としています。

心理カウンセラーのプロフィール

ご相談から分析の提示・有料サポートまでの流れ

離婚調停不成立後に復縁できた体験談

Mさんは妻のS子さんと結婚して1年。

結婚10カ月くらいが経過した頃に奥様のご懐妊される。体調を理由に義母の意見で実家に戻られた。

土日など様子が気になり住まいから電車で30分程度の距離の実家を訪問されていたそうであるが気分が悪くなるから来ないで欲しいと言われた。出産まで実家への訪問を控えていた。

2か月前に無事に出産をされるが義母から電話で離婚の同意を求められた。すぐに実家を訪問されるが義父母の激しい言葉で追い返された。

その後、電話やメールで会いたいことを伝えるが返答が得られない状態に。育児の不安などのストレスが原因か、別々に暮らしていた時期にあまり連絡ができない状態が理由なのか言ってもらえず、まったくわからない状態であったため、相当に義母に連絡をされたそうであるが返答すらしてもらえなくなってしまった。

義父母の異常な拒絶の態度や完全無視の状態に困り果て奥様と共通の知人に相談をされ、共通の知人に危機を伝えて仲裁をお願いされたそうであるが、言い分としては「彼とはベクトルが合わない」という言い方をされ性格の不一致を理由に別居をしたのだから離婚以外の選択がないと言われた。

修復に向けた相談をいただく

離婚の要求に応じてくれないなら子供のためにも弁護士に頼んで離婚調停をしてでも別れたいと言われる。当方に別居後の離婚調停からの和解についてメールで相談。

心理分析で難易度を提示

14項目のチェックシートで離婚調停を見据えて40項目のシートで奥様の心理を分析を提示。

分析結果のような性格の不一致などの問題は感じていなかったとの返事。

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修復に向けた行動を開始

実家から戻りたくないと感じた理由は、日常的会話でも相手に「NO」を言わせない主導権の問題や妻の気持ちをわかろうとしない接し方に不満を感じさせていたことが判明。

悪阻で一緒に生活をすることが堅苦しく苦痛と感じていたり扶養していることを恩着せ発言を無意識にされていたり、奥様の気持ちの確認をしない振る舞いに不満を感じさせていたのである。

悪阻が始まってからもその態度が変わらず、奥様が義母に相談をされる。帰ってくるように進言されたことが別居のきっかけとなり、そのまま実家に滞在されていて決意に至られた。

義父母の対話拒否の様子から先々で調停や裁判も起きて不安が大きいことを伝える。

調停、係争で不利にならないよう子供、妻への誠意としてきちんと最低限の生活費を送金する意思をメールで伝える。

生活費についての連絡メールに返答が得られない。義母に電話で 生活費を送金を伝えるが、いつ離婚に応じるのか、財産分与をして欲しい、応じないなら離婚調停を起こす。復縁はない、弁護士に頼んで家庭裁判所に申立書を出してもらう、離婚できるように解決してもらう考えであるということを言われてしまう。

奥様と直接会って話してから考えたい意向であった。

その後も奥様に対して通話での対話やお子さんに会わせて欲しいお願いや帰宅の呼びかけなどを継続いただくが無視の状態のまま、一方的な連絡を継続されてしまい1ヶ月が経過する。

Mさんが義母にクレームのような電話を入れてしまわれた。迫られたという嫌悪感を与えて数日後に義父が弁護士を擁立される。弁護士から受任の連絡が来る。奥様側から家庭裁判所に調停を申し立てられ係争、調停に至る。

当方は心理を読んだ観点から相手の気持ちを分析しアドバイスを行っているが法律的なアドバイスが法律で禁止されているため、調停に際しての心構え(絶対に決め付けで発言をしたり嘘を言わない、謝罪については手紙やメールなどの文章で安易に思い当る非を列挙しない、先々で覆すことになる約束・発言は控え、できない約束を控え、義父母を批難する発言や憶測や思い込みでの発言は控えるなど離婚調停からの復縁のセオリー)を提示し、調停の期間を見据えて当方との相談を一旦終了する。

相談の終了から7カ月が経過して離婚調停が不成立になりましたとの連絡をいただく。

調停の結果としては調停委員の判断で両者の言い分が平行線のまま生活費のことだけを決めて不成立で終られたそうである。奥様の様子や奥様の弁護士の言い分から相当に応じてあげるよう説得もされたそうである。

奥様側が裁判を申立てるか、本人同士で良く話し合うようにと調停員から言われたそうである。調停での奥様側の言い分は、性格が合わない、一緒に暮らせない、話すことも苦痛。

責めるような発言、恩着せ発言の多さ、決め付けで押し付けてくる傲慢さ、気持ちをわかろうとしてくれない性格などが合わないと言われてしまったそうである。

同居をしてすぐに性格が合わずに困ったと感じていたが懐妊をしてからの思いやりのない生活態度に同居が無理と感じて実家に戻ったとの主張をされてしまったそうである。

妻への家族としての想い入れ、説得のための言葉、理由説明についての課題に取り組んでいただく。その説明をきちんとメモにまとめ、調停で言われた当人同士の話し合いをしたいことを相手側の弁護士に伝え、同席での話し合いを打診されるが、先方の事務所で弁護士との話し合いのみとなってしまう。

その際に話もされたが聞き入れてもらえず、弁護士は裁判の準備を進めるとの言い分であった。共通の知人に相談をされ、義父と話していただき、考えや奥様・お子さんの近況など情報の収集をお願いする。裁判をしてでも離婚がしたい、仲裁 など他人から口出しされたくない、そういう話なら連絡をしないで欲しいなど、知人に仲裁をしないようら強く言われてしまったそうである。

知人とのやり取りからすぐに義父から電話があり、他人に仲裁をお願いしないで欲しいなど強いクレームを言われてしまう。

以降、携帯に話し合いたいことや誤解もあることなど会って話したいという内容でメールを入れても返答が得られず、義父に電話を入れても留守電に切り替わらないという状態で過度な連絡は控えたが3回づつ試み、3週間が経過してしまう。

数日を置いて誤解を説明するためにMさんの母親から義父に両家で話し合いがしたい、孫のことも心配であるし一度も会っていないことについて、会わせて欲しい、そちらを訪問したいという内容で電話を入れていただく。母親が実家を訪問し義父母との面会が実現するが、話し合いにならず裁判をしてでも離婚をさせるという言い分が変わらないまま平行線となる。

S子さんの言い分について調停での言い分の経緯報告レポートを通じて作成したマニュアルを基に再度、義父に電話を入れていただき、義父に今後について話し合いたいということを伝えるが、義父の答えは「娘(奥様)が相当に嫌悪感を持っている、先に離婚届にサインしてもらい離婚をしてからでなければもう話し合うつもりはない。

すぐにでも裁判をするか、2年くらい完全に無視をして婚姻破綻を認めてもらうようにしてもいいと思っている」や「もう娘にメールは送らないで欲しい」など、言い分で謝罪などを聞き入れず、放棄の発言に至る。1か月の静観(冷却期間)を置く。

1カ月が経過したが裁判に移行する動きがない。1カ月の冷却期間を置く。

最後のやり取りから2か月が経過し、近況を尋ねるメールを入れる。

何通か普通の日常のやり取りができたが、そのやり取りから会って話がしたいことを伝えると、面会や対話の申し入れについて「別れに承諾する話以外は聞きません、まずは応じて私を自由にして下さい」とメール返答が来てしまう。

そのやり取りが原因で義父から電話があり、今すぐに離婚に応じてくれる約束をするまで話し合う つもりはない、絶対に話も聞きたくない、娘にも子供にも絶対に会わせないと連絡をすることに対して強い拒否をされてしまう。

課題を通じて考えたことを、引き留めている理由と今後、奥様に誓えることなど調停からの経緯をまとめ義父に話し合いを申し入れる。

話し合いは実現するが、謝罪提案を聞き入れてもらえず合意についての催促をされてしまう状態となる。

その後、何度かメールをされたが、内容について返答は得られず、義父からのクレームの電話も来なくなってしまう。1カ月が経過して、再度電話で応じたくない、別居までの経緯説明と謝罪について義父 に伝え面会を求める。義父と今後について話し合う。

この際に義父の言い分を整理し、義父の考えが過保護であること、奥様の言い分に偏りが強いこと、この問題について誤解をしている点についてきちんと伝えていただくが、義父の要望はすぐに応じてあげて欲しいということであった。

この際に義父が、裁判が難しいと弁護士に言われ、このまま破たんと認められるくらいの時間をこのままの状態にして我慢するか、説得してすぐに応じてもらうかのどちらかの考えであると言われてしまう。

義父と今後について奥様の言い分や気持ちを考慮して良い方向に解決したい意思について話しをしていただき、裁判移行に向けて破たんを認めてもらうための対話放棄(無視のまま継続維持)の考えについて引き留めをしていただく。

義父とのやり取り内容の分析結果から義父母との通話のマニュアルを作成し、人として誠実に夫婦がやり直せる可能性を示すために何度か義父、義母との通話をしていただき、本人を交えた話し合いについて打診をする。

義母から何度か話し合い同席について説得をしていただくが、面会拒否の回答となってしまう。その後、義父からも話し合っていただくが、義父から説得をしていたが相当に嫌がっていて難しいとの回答に至る。

義父からお互いの将来のために応じてはどうだろうか、残念だが相当に性格が合わないのだと思う、時間が長くなれば長くなるだけこじれている、との厳しい回答をを受けてしまう。1ヶ月くらいの冷却期間を指示する。

話し合い申し入れについて、何度かその後も電話で伝えるが、まったく聞き入れてもらえな い状態のままとなる。通話をされた直後に義父からの電話があり、義父と会われ話し合う。その際に修復の承諾を得ることについて焦らないように話していただく。

来年の4月の末まで待って奥様が同居したい気持ちにならなければ応じたいという考えを明言していただく。

合意まで6カ月の猶予はもらえたが奥様との面会は拒まれてしまう。その話し合いから再度1ヶ月の冷却期間を指示する。

冷却の期間も奥様への週に1回のメールでの近況報告、裁判という選択が消 えたことにより今まで控えていた謝罪の言葉なども記載され、メールで帰宅交渉に言及した文面の送信を継続する。

3週間程度が経過した時に送信した謝罪と誓いのメールに奥様から返答があり、実家での義父母同席での面会対話が通話が実現する。同居交渉をされるが、性格的に冷たい面が今後の不安という言い方で激しく感情を乱させてしまう。

交際の承諾も結婚のことも強引で考える猶予もくれず押し切られたことが悔しい、暮らしてみて性格が合わないと毎日感じて不愉快だったと言われてしまう。

対話の内容を検討し、不安・不満についての発言から安心の伝達など話し合いに向けて考えていただく。S子さんと向き合っていただく。

義父母との近況の伝達と平行し、通話とメール伝達を行うことなる。奥様側が自己正当化や放棄の気持ちから交換条件に承諾を言って来ても、籍は抜かないよう指示をする。

面会打診継続から2か月が経過した時期に奥様との話し合いが実現。

話し合いで一度籍を抜いてくれたら時々子供を連れて会ってもいいという言い方の書類提出についての提案をされてしまう。

言い分の様子、聞く姿勢の回復など先々の解決の糸口が見える。その後、メールのやり取りは継続できる。

数回、話し合う機会は実現する。そのような状態が1ヶ月程度続く。

2か月後、奥様の提案で義父母同席での会食が実現する。それをきっかけに義父母を交えての話し合いとなる。今後は、調停でのことは気にせず当面様子を見ながら同居を再開する方向での話しとなる。

3週間後、日常の通話から会食での面会に至られ説得が聞き入れられて再同居に承諾の返答を得られ、当面は週末に住まいに日帰りで遊びに寄るという話から会われていたが、1か月後に引っ越しが実現し、再同居をされる。当面 は義父母との連絡は必要な状態ではあるが同居が再開となり、無事に和解をされる。