夫から離婚を切り出される妻の特徴を解説しています。なぜ夫から離婚したいと言われたのか原因が分からない方も多いのではないでしょうか。
夫から離婚を切り出される妻にはいくつかの特徴や共通点があります。心理学の観点で夫から離婚を切り出されたた後の対処法について心理学の知識に基づいて解説しています。
夫から離婚を切り出される妻の特徴
夫から離婚を切り出される妻の特徴として、夫に依存し過ぎたり、逆に夫に無関心で会話不足だったり、自分のことを優先するあまり勝手な行動が多く、夫に対して言い返すなど反抗的な態度を示してしまう傾向があります。
このような行動や対応が続くと夫をうんざりさせ、精神的にもう耐えられないと感じさせてしまいます。夫の気持ちを考えない振る舞いを続けたことが離婚を切り出させる原因となってしまうのです。
・結婚生活で夫に無関心、夫との会話が少ない
・夫に依存をして甘え過ぎる、干渉が多い(口煩い)
・日常的に夫の浮気を疑う傾向がある
・夫の言葉を聞き流したり強く言い返す傾向がある
・夫の収入についての愚痴や不満を言うことがあっても感謝の気持ちを伝えていない
夫から離婚を切り出される原因となった妻の行動とは
夫から離婚を切り出された理由の共通点は、共働きの夫婦の場合は自分の仕事や子育てが忙しくて夫との会話を避けていた、夫婦喧嘩の後で悔しくて夫のことを無視することがあった、家計のことで夫を責めてしまった、夫に感謝や謝罪の言葉を言えなかった、夫の発言に対して言い返してしまうことが多かったなど夫婦関係が冷めてしまうような振る舞いを続けていたことが考えられます。
自分が毎日の家事や育児で疲れていることが理由で夫のことを無視をしたり、家庭内での無関心な態度を見せたことで夫の気持ちが離れてしまうことは多いようです。なんとなく夫との日々の会話の減少して夫婦で一緒に過ごす時間がなくなった、育児を優先したことが原因で妻自身の身だしなみの怠るようになった、夫との共通の趣味が減った、家族旅行をしなくなった、などが原因と考えられます。
最近、共通の話題で夫と話しをていない、笑顔を見ていないなど夫の気持ちが離れる前のサインを見極めるポイントがあります。優しい言葉を言ってくれなくなります。「ごめんね」や「ありがとう」と言ってくれないなど気持ちの冷めた雰囲気が感じ取れます。
実際に夫が別居や離婚を考え始めた場合、家庭生活が楽しいと思えないことが理由で暗い表情を見せるなどいつも家に帰ると考え事をしているように感じるはずです。
旦那から離婚を切り出されたら返す言葉
旦那から離婚を切り出された後で返す言葉について心理学の観点で解説します。
夫が離婚をすると決めて、もう別れたいと思った理由と心理を話し合いで聞き取って気持ちを理解してあげることが必要です。
夫が離婚を切り出した時に「価値観が違い過ぎる」「性格が合わなくて疲れた」「我慢することが限界」「このままの一緒に生活を続けることは辛い」「離婚をして人生をやり直したい」「離婚しても子供達への父親としての責任は果たす」などの発言があるようなら本気で離婚を決意しています。
離婚は夫婦2人の双方が合意することで成立します。しかしどちらかが離婚を拒んでいる状態では成立しません。
勝手に離婚届を提出されてしまう可能性は低いのですが、離婚調停や裁判になった時にあの時に離婚の同意は得ていると言われてしまうことがあります。そのため離婚したいと言われたすぐに返事をしないことが大事なのです。
「すぐに決断できない」「返事を待って欲しい」「少し考えさせて」と返事をすることについて保留して下さい。
その後、お互いが少し落ち着いて冷静な対応ができる状況になってから自分の本心である「あなたと離婚するつもりはありません」と伝えるようにして下さい。
離婚を切り出した夫の心理を理解して返す言葉とは
ある日突然、夫から離婚を切り出されたら「すぐに返事ができない」と謝り、説得する時の論点(話し合いのテーマ)を「子どもの将来のため」、「家族のため」にと声にできるようにして下さい。
私は悪くないと思っていても最初に自分から素直に「ごめん」と声にすることで夫の本音を聞くことができます。
夫の言い分について納得できないなど、どんなに返事に困っても否定したり、無視をしないように気を付けて下さい。
結局、夫が離婚を切り出すまでに何を考えていたのか?あなたとの仲が本当に良くないと思っていても子供のために我慢をしてくれていた可能性が高いのです。
結婚生活で感じていたストレスのことや不満に感じていたなど、本当の原因を話してもらえるのか?離婚に応じる結論以外は求めていないと言われた場合でもその場で夫の発言を否定しないで下さい。
夫から離婚を切り出されたら、きちんと夫の目を見て「離婚には応じたくない」と自分が修復を望んでいる意思をきちんと明確に伝えて下さい。
「私はあなたとの離婚に応じたくない」とはっきり答えた後は、「あなたの気持ちをわかりたい」、「待って欲しい、今すぐに答えられない」という保留をお願いする言葉を返すようにして下さい。
夫から離婚を切り出される妻の共通点
夫から離婚を切り出される妻に共通する原因があります。妻として夫に家族としての連帯感を感じさせられない、友人・知人に平気で夫の悪口を言ってしまうなど家庭の居心地のことで夫に不満を感じさせていたなど、離婚を切り出されるまでの相当な期間、夫に我慢をさせていたなど、夫から良い妻と思われていないことが原因で離婚を切り出されてしまうケースが増えています。
夫の態度や様子が変わる前に夫が悩み始めていたことに無関心過ぎたことが原因で気が付かなかったのです。
夫が離婚したいと思う妻の共通点として夫の気持ちを思いやれない、つまり自分勝手な言動や振る舞いが多いなど、夫との接し方に問題のある女性が多い傾向があります。
夫に対しての怒りの感情をすぐに向けてしまう、夫に対して日常的に暴力を振るう、すぐに離婚してもいいという言葉を向けてしまう、夫や家族よりも自分の自由な時間(趣味など)を優先してしまうなど、夫との価値観の違いを感じさせてしまったことが理由で離婚を切り出されているようです。
夫から離婚を切り出された理由の共通点は性格の不一致
離婚したい夫の言い分で性格の不一致、性格が合わない、価値観の違いと言われることが多いのです。
厚労省の統計として、妻との【性格の不一致】を感じたことが一番多い離婚したい理由です。
夫から妻が離婚を切り出されたよくある理由について、一つでも自身に思い当たることがあれば反省して繰り返さないように気を付けることをお勧めします。
妻として家事や夫の身の回りの世話もちゃんとしている、母親として育児をきちんとやっているという気持ちがあるため、自分は悪くない、何が理由で夫から離婚を切り出されたのかわからず、同じように離婚したいと思った夫の気持ちがわからないのです。
1:夫婦仲が悪い・価値観の違い(性格の不一致)
2:夫婦喧嘩が多い。夫に向ける言葉が悪い。(日常的にいつも口が悪い)
3:妻への気持ちが冷めた。
4:夫が浮気をしている。
5:収入の金額が少ないなどお金のことで日常的に愚痴や文句を言われ続けた。
夫から離婚を切り出される直前の変化
離婚を切り出すことを考え始めた夫がとる行動にはいくつかのパターンがあります。
夫が突然、冷たくなって会話を避けるようになることがあります。
家族の行事やイベントに参加しなくなったり、休日など家を留守にする時間が増えたりすることもあります。新たな趣味を見つけて自分の時間を過ごすことが増えることもあります。
夫が愛していると言ってくれないことは気にならなかったが、ここ最近、会話がなくなり少しコミュニケーション不足と感じたり、セックスレスになった理由も離婚することを考えていて、あなたへの気持ちが冷めていることが理由です。
帰宅後の家庭での居心地が良くないと感じたり、妻への愛情が冷めたり、または仕事のストレスが負担になっている場合もあります。夫が離婚を考えている兆候に気づいてもまずは冷静になりましょう。
- 言い訳が多い。嘘を平気で言う。無断で約束を破っても謝らない。
- 嘘を追及すると謝らずに逆ギレする。夫婦で決めていたルールを無視するようになる。
- すぐに「じゃあ離婚する」「ならば出て行け」と言う。
- 感謝と謝罪の言葉が言えない。
- 妻の誕生日、結婚記念日について話題に触れない。プレゼントもない。
- 二人のこれから先の計画などを話さなくなる。
- 自分の予定は一切教えない。
- 夫婦生活がない。(セックスレス)
- お前は悪くないと言って不満について教えてくれない。
- 急な残業や飲み会を理由に深夜帰宅が増える。
夫から離婚を切り出された後の対処法
夫から離婚を切り出された場合は夫との話し合いを大切にしましょう。
離婚の決断に至るまでの経緯や夫の気持ちを聞くことで、問題の解決につながることもあります。
夫婦の溝が大きくなった原因について夫に過去のことを含めて不満に思っていること、今、考えていることを遠慮せずに教えて欲しいとお願いをして下さい。
夫の気持ちが離れることは悲しい現実ですが、なかにはその気持ちが戻らないと感じる場合もあります。
そんなときにはどのように対処したらよいのでしょうか。大切なのは、焦らずにじっくりと向き合うことです。
そのため、夫との関係を修復するためには、冷静に状況を受け止めながら夫と向き合うことが必要です。
夫が無口になったり、感情を表に出さなくなったとしても、夫との会話を大切にしましょう。
愛情を持って、夫の心に寄り添い、会話を通じてお互いの気持ちを理解し合うことが大切です。
離婚を決意した夫の行動の変化に気付いた後の対応
妻に愛情がない夫は、帰宅時間が遅くなる、休日に家にいない、など気持ちの離れた夫が妻に冷めていることをアピールする傾向があります。夫の気持ちが離れたサインは態度の変化など行動から察知できます。
それまで愛情表現をしてくれていた夫が急に態度が冷たくなり、仕事から帰りが遅くなる傾向があります。家庭内ではあなたに対していつも不機嫌そうな態度を見せます。夫の自己中心的な態度で夫婦関係がギクシャクして重たい雰囲気になってしまうのです。
夫から無視されてもそのまま放置してしまうのではなく、自分自身も夫との関係を修復するために行動を起こす必要があります。まずは、夫と会話ができるように自分から話しかけるなど、努力をして下さい。
浮気を疑い過ぎて夫の気持ちが離れたら無視される
突然、夫から離婚を切り出された場合、浮気も含めてさまざまな理由が考えられます。
離婚したいと言われた直後のタイミングでいきなり浮気を疑うような言葉は向けない方がよいはずです。
離婚したいと言われてすぐに旦那の不貞行為を疑うような言葉は向けないで下さい。嫉妬深いから苦手と言われてしますことがあります。
夫の言葉や帰宅後の様子に違和感があり、離婚したいと言い出す時の様子が変だと感じた場合でも確かな証拠がない段階では浮気が原因で離婚したいと言っていると決め付けないで下さい。
もし帰宅が今までは普通に夕方だった夫が最近、深夜帰宅になることが続いたこと、帰宅後の様子の変化が原因で夫の浮気が心配になりパニックになってしまい帰りが遅いことを理由に問い詰めてしまったなど、煩さや精神的な苦痛が原因で離婚を決意させてしまうケースが多いのです。
浮気と決め付けて強い言い方で責めて夫を疑い続けていた場合は話し合いで一度はきちんと謝ることが必要です。
きちんと事実を確かめてから話すことを心掛けて下さい。
もし浮気が怪しいと思った場合はしばらく(1ヶ月くらいの期間)は旦那の行動など様子を見てから慎重に話しをするようにして下さい。
浮気が原因で夫の態度が冷たいとすぐに決め付けてしまう理由は自分が愛されている自信がないことなど、夫への強い依存や甘えが理由です。
離婚を切り出された後で夫の愛情を取り戻すには
夫の気持ちが離れてしまったと感じたら、焦らずに冷静に対処することが重要です。
急に外出時間が増えたり、家庭内のことに無関心になったと感じたら夫の行動に用心して下さい。夫の態度や行動に変化を感じた時は、冷静に状況を見極め、夫と少しでも会話をすることが必要です。
夫の話に耳を傾け、心を開いて接することが大切です。
夫との会話を大切にする
夫との会話を大切にしましょう。夫の気持ちや考えを理解するために、真摯に向き合って会話をすることが大切です。
夫の話に耳を傾け、非難や批判ではなく、共感や理解を示すことで、夫との距離感を縮めることができます。
一緒に過ごす時間を大切にしましょう。忙しい日常の中でも、夫婦で一緒にリラックスした時間を過ごすことで、お互いの関係を深めることができます。外出や旅行など、夫婦で特別な時間を持つことも、夫の心を取り戻すために効果的です。
夫から離婚を切り出された後の話し合い
離婚せずに夫との関係修復を望む場合、夫との本音での話し合いをする必要があります。
夫の気持ちや不満を聞くだけでなく、自分の気持ちや意見もしっかり伝えましょう。
お互いにとっての理想的な関係や将来の目標(ビジョン)を共有し、共通の目標を見つけることも重要です。
関係修復には二人の協力が必要です。夫が関係修復を望んでいるかどうかも考慮する必要があります。
もし夫が離婚を希望するのであれば、自己成長や新たな出発を考える時期かもしれません。
このような場合、お互いの尊重と理解をもって別れを受け入れることも一つの選択肢となります。
話し合いをする場所は夫に決めてもらって下さい。早く関係を修復したくて焦る気持ちはわかりますが、話し合いでは夫を説得したり謝る前にまずは夫の言い分を冷静に聞いて下さい。
それまで優しい話し方をしていた夫の態度が急に変わった、それぞれの結婚生活での不満は抱えていても今まではお互いに日々の生活の中で妥協できていたはずです。
夫婦の離婚の危機はどちらかが我慢できなくなったタイミングで起きてしまいますが実際に離婚したいと夫から声にされたら今後の接し方に要注意なのです。
夫との関係を悪化させないための注意点を紹介します。
- 夫の話しは言い終わるまでさえぎらずに聞くことを心掛けて下さい。否定したり言い返さないことで夫に主導権を持ってもらうことができます。冷静に向き合うことで夫の本当の考えを聞くことができます。
- 夫から離婚宣言を撤回してもらえた後の日常の接し方として、夫と話しをする機会を増やすために一緒に過ごす時間を少しでももてるようにすることが必要です。
- 休日など住まいの居心地が悪いと思わせないために配慮することが大事です。休日は夫の好きなように過ごしてもらうように心掛けて下さい。
- 普段の会話はもちろん、食事の準備をしながらや散歩中など、お互いにリラックスした雰囲気の中で会話を心掛けてコミュニケーションをとることで、夫の気持ちを安心させやすくなります。
夫がなぜ離婚を考えたのかについて理由を冷静に尋ねて下さい。自分が夫に対して悪いことをした記憶がない場合でも知らず知らずに夫に不満を感じさせていたケースも考えられるからです。夫が本音や本当の離婚したい理由を言ってくれない場合でも焦らずに冷静に向き合って下さい。
家を出る・別居すると言われたら話し合いで引き留める
夫から離婚を切り出された時に家を出る・別居すると予告された場合、本当に同居の継続が無理なのかを話し合う必要があります。夫は別居することで離婚協議が有利になる、経済面では大変になっても別居すれば自分にメリットがあると考えているのです。
もしも夫が本気で家を出る様子でも生活費、つまり別居後の婚姻費用についていくらと考えているのかを確認するだけにして下さい。離婚した場合の慰謝料や財産分与などのお金の話は最初の話し合いでは控えて下さい。
嘘や言い訳の多い夫の言い分は離婚条件のことも含めて必ずメモに書き留めて対処されて下さい。
夫から離婚しなくてもいい、これからも一緒に暮らし続けたいと言われた後の向き合い方としては、結婚生活の不満について悩んでいた夫の言い分を聞いて気持ちを理解するようにして下さい。家庭内での夫の居心地の良さを具体的に考えて下さい。
妻が専業主婦の場合、別居する前に婚姻費用(生活費)のことや健康保険のこと、生命保険の受取人名義の変更など離婚に向けた手続きの交渉があれば夫が本気で離婚を迫っていると判断できます。
夫が家を出てしまい別居になった場合、夫婦間のLINEやメールでは浮気が原因と決め付けで責めるような言葉を送らないで下さい。
別居した後で夫への連絡をきっかけにして会って話すことから修復を始めて下さい。夫が離婚したい理由は焦らずに直接会って話せるタイミングを待って下さい。冷静な話し合いをしなければ夫の考えや本当の気持ちをしっかり聞くことができません。
夫から離婚を切り出された原因がモラハラの場合の対処法
夫に対していつも強い言い方をしていた、人格を否定するような発言を繰り返していた、家庭内で無視をしていた、すぐに浮気を疑ってイライラした態度を見せていた、夫の行動を詮索して責め続けたなどは夫へのモラハラ行為です。
妻からの日常的な言葉の暴力・精神的なDVが離婚したい理由と一方的に言われても言い返したり否定しないように気を付けて下さい。
気持ちが一度離れた夫が冷静に話しを聞いてくれるまで時間が必要です。
離婚調停や裁判でモラハラや性格の不一致が理由で離婚したいと主張されてしまうリスクがあります。
実際に夫婦関係調整調停で夫側から「妻からのモラハラが離婚したい理由です」と主張されてしまった人の前例もあるからです。
夫婦喧嘩の後で離婚を切り出された場合の対処法
夫婦喧嘩の後でも自分が悪いと自覚できない女性が夫から離婚を切り出される傾向があります。
もちろん夫婦喧嘩で妻から意地の悪い言葉を向けられた夫はプライドが傷付いて「俺は悪くない」と思っているのです。
夫婦喧嘩の後で素直に自分から夫に謝るようにして下さい。夫から喧嘩のことを許してもらえたら慎重に家庭生活の平穏が継続できることを優先されて下さい。
離婚を切り出された原因が夫の浮気だった場合の対処法
夫が浮気をしている場合、態度が変わることがあります。夫婦間の気持ちの問題は夫の態度でわかります。
夫は離婚したい本当の事情を伏せているはずですが、「好きな人がいるの」などの言葉を向けて浮気を疑って問い詰めてしまうことは逆効果になります。
まだ浮気相手が誰かわからない、浮気を隠していると言い切れるような確かな根拠がない状態で浮気を詮索することは夫婦の関係を悪化させる原因になってしまいます。
実際に不倫を正直に認める男性は少ないのです。
夫から離婚を切り出された後のNG行動
夫婦関係を悪化させないポイントは売り言葉に買い言葉の言い合いを避けて冷静に言い分を聞くことです。
あなたに離婚を切り出す前に夫は相当な覚悟をして離婚についての考えを打ち明けているのです。今すぐに夫の気持ちを変えることは難しいことであると現実をきちんと受け止めて下さい。
結婚生活を続けても将来が見えない、毎日一緒にいても意味がない、このままの関係では夫婦生活のない関係(セックスレス)が続いてしまうと思うなど夫婦として考え方や価値観が合わないなど抽象的な言い分でもきちんと話し合って気持ちを確認するまでは言い返えさないで下さい。
どんなにお互いの言い分が平行線になって拗れても離婚問題のことで夫や自分の両親や親族に無断で相談をしたり、共通の知人や友達に協力をお願いするなど、夫婦のことに他人を巻き込まないようにして下さい。
夫から離婚したいと言われても問い詰めない方がいい
夫から離婚して欲しい、もう気持ちがない、夫婦関係の悪さが原因で仕事に影響している、愛情がないから支えられないと離婚を切り出された場合、どうして夫は離婚したいのか、本当の理由が知りたいとしつこく問い詰めをしないことが大事です。
自分では努力していたつもりの家事について怠慢だった、不満だったと指摘されても言い返さないで下さい。
幸せと思えないなどを理由にされてこれから先は一緒に暮らせない、将来がが考えられないと言われた場合でも絶対に反論はしないように心掛けて下さい。
夫が険しい表情で言い分を変えず平行線になった場合はまず、焦らず、責めるような感情的な言葉を向けないで下さい。
夫から離婚したいと言われたらしつこく引き留めない
夫から離婚したいことを声にされた後はしつこく引き留めたり、説得を繰り返さないで下さい。
妻からの言葉の暴力やセックスに関する不満を理由にしたい男性が多いのです。つい言い返してしまい、夫を責める言葉が原因で拗れてしまいます。そのまま家を出てしまわれて離れることを選択された場合、別居後に無視に陥る危険があります。
家事の事、家計の浪費のことなど夫の不満を聞くことが重要です。何度か謝っても改善しないことが理由で夫があなたに意見することが無駄と思うようになった可能性があります。
夫から突然LINEで離婚を切り出されても冷静さを失わない
夫からLINEで突然、離婚を切り出されるケースが多くなっています。話し合いが平行線のまま結論が出せない状態で無視されてしまう事態に陥ることがあります。
平行線で無視になったタイミングで夫からLINEで一方的にこのままなら調停の手続きをする、離婚弁護士を雇うなどの脅しを言われても「会って冷静に話しを聞きたい」と返信をするなど焦らない冷静さが重要なのです。
夫から離婚を切り出された時に調停をすると言われても動揺しない
夫から「もう話すことはない、調停を申立てる」と言われたらこのまま離婚調停の申立ての手続きをしたり、弁護士に依頼することを考えている可能性が高いのです。
専業主婦の場合は離婚後の自分や子供の生活のことを心配になります。
実家に頼れない状況のケースでは今後の自分や子どもの生活費や養育費・今後の教育の費用のことが不安になるはずです。
熟年離婚の場合は一般的に離婚した後の自身の老後の生活の不安など夫への憎い気持ちや焦りで冷静に向き合えないと思いますが、まずは「ちゃんと理由が知りたい」「理由を教えて欲しい」など離婚したいと言い出した理由を尋ねて下さい。
もしも夫から「夫婦として破綻している」、「離婚調停や裁判をしてでもお前と離婚する」、「お前とは終わっている」と言い切られたら言い返さずに冷静に最後まで言い分を聞いて下さい。
お互いの関係が悪化して調停や裁判になってしまうパターンの多くは離婚を切り出された後の対応が間違っていたケースなのです。説得するつもりでも話しの流れでつい感情的なってしまうことがあります。離婚するなら慰謝料を請求する、離婚届の不受理届を出す、離婚して浮気相手と再婚するつもりなら離婚は拒否するなどの失言を向けてしまうことがありますので無理に説得をしないで下さい。
離婚届にはすぐに応じず即答は避ける
離婚届にサインをしてくれたら本当のことを言う、すぐに不倫を解消するつもりなど、夫から交換条件を出して来たら「考える時間が欲しい」と答えて即答は避けて下さい。
夫が弁護士などの法律の専門家に円満に離婚することについて相談をしているケースでは今後、離婚調停などで有利な方向の話しを進めたいからです。
結果としてあなたが離婚に承諾する意思があった証拠をつくる目的で離婚届を書かせようとする男性が多いのです。
あなたが離婚に応じないと言い続けたことが原因で夫が法律の知識を主張してあなたとの金銭のトラブルを避けようとする心理を理解することが必要です。
夫から離婚と言われた後の対応のまとめ
夫から離婚したいと言われた後でさらに夫婦関係がうまくいかないと感じたら、まずは可能な限りじっくりと旦那の発言に耳を傾けましょう。これまでの家庭生活を振り返って考えて下さい。旦那の言い分の内容をきちんと理解して下さい。
あなたが自覚のないまま強い言葉を向けてしまい夫の心を傷つけていたなど、あなたや家庭から心が離れてしまった今の夫の気持ちを理解してきちんと受け入れることが大切です。
旦那の言い分は否定せずに理解をする姿勢を示して下さい。
夫が離婚を考え直してくれた5つの理由
夫(男性)が離婚を考え直した理由の多くは、子供と離れたくない、親族や職場への世間体を考えたという傾向があります。
1:子どもの将来を考えて思い留まった。
2:親族や職場への世間体を考えたから。
3:謝られて許した。
4:妻への愛情があるから許した。
5:自分の浮気を清算したから。
ご相談をいただいた方の主な年齢層は30代前半から40代前半で結婚3年から7年目の方が中心でした。
心理カウンセラーが相談に対応
心理カウンセラーのアドバイスを受けることで、問題の原因や解決策について客観的な視点を得ることができます。
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